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【平和島競艇場】水面特徴、傾向、予想のコツをまとめて紹介!

ビックレースが開催されることが多い東京都内3場の1つ、平和競艇場。この記事では「平和島競艇場に行くから的中率を高くしたい」方に向けて、

  • 水面の特徴
  • 傾向
  • 予想のコツ

について解説していきます!

水面の特徴は?

平和島競艇場の水面の特徴についてご紹介していきます。

水質 干満の差 風の強さ 波の高さ 水面の広さ
海水 あり 強い 高い 普通

特徴①:満潮時は1マークがうねる

平和島競艇場の水質は海水で、潮位の変化があります。レース場は平和島と大森の海岸の間にある運河に位置するため、東京湾からの潮が入ってくるんです。

そのため、満潮時には1マークがうねると言われています。

特に、干満差は平均60cm程度から最大1mになることも。大潮の時期は、展開予想の際に注意した方が良いですね。

特徴②:風の強弱や向きが安定しない

平和島競艇場は、風の影響も非常に受けやすいレース場です。要因は

  • 海が近いため、季節風の影響を受けやすい
  • バック側の高層ビルやマンションから吹き込む風が吹く

など、風の強弱や向きが安定しない要素が他のレース場より多くなっています。

さらに、1Rから12Rの間にしょっちゅう風向きが変わるので、スタートが難しい競艇場とも言えますね。

また、季節ごとに見ると

  • 春〜夏→追い風
  • 冬→向かい風

となり、特に春先は強風が吹きやすいので、ビル風と合わせてかなりの荒水面になりやすいです。インターネットの風向き情報などを事前に確認しておくと、勝率がアップすると思いますよ。

特徴③:コース幅が狭い

平和島競艇場は、コース幅がとても狭いことで知られています。特に、1マークスタンド側の37mは日本一狭いです。

さらに、スタートライン上の幅は49mなので、イン艇がスタートで後手を踏んだ場合はセンター勢の攻めが届きやすいです。結果、イン艇のマイシロが小さくなって「逃げ」が決まりづらくなります。

ちなみに、1マークスタンド側は戸田競艇場と並んで日本一狭いですが、バック側は戸田と違い十分な距離があり、握って攻めれる水面ではありますよ。

傾向は?:インの弱さは全国でも指折り!?

平和島競艇場の傾向として

  • インコースの勝率が低い
  • ダッシュコースのカドを奪い合う駆け引きは多い
  • 斜行が禁止されている

以上の3つが挙げられます。1つずつ解説していきます。

傾向①:インコースの勝率が低い

平和島競艇場は、「インの弱さは全国でも指折り」と言われるほどインコースの勝率が低いです。

原因は、水面の特徴で紹介したコース幅の狭さにあります。

しかし、高確率で1番人気の舟券は1コースになっています。予想の際は、あえて外してみると万舟券の可能性が向上するかもしれません。

傾向②:ダッシュコースのカドを奪い合う駆け引きが多い

インコースが弱い水面の平和島競艇場ですが、ダッシュコースのカドを奪い合う駆け引きは多くなる傾向にあります。

スタートの展示でコース取りが入り乱れた場合でも、ターンマーク付近から起こす選手がいた場合、間違いなく本番ではスロースタートの選手となるはずです。ここは注意して見ていた方が良いですね。

ちなみに、カドを奪い合ってもコース取りで無茶な前付けをする選手は少ないです。

傾向③:斜行が禁止されている

平和島競艇場では、斜行が禁止されています。そのため、内のスペースで「差し」を狙う選手へレースが有利に働く傾向にあります。

通常、第1ターンマークを先に回った選手は、自分の順位を守るために後続艇の進路をブロックするように斜めに走ることがあります。

しかし、斜行が禁止されているのでバックストレッチからでも内側を走ることができるように。そのため、第2ターンマークで逆転する展開のレースもよく見られるんですね。

ただし、斜行禁止はインコースの勝率を低くするので、予想の際は注意が必要です。

 

予想のコツは?:4〜6コースに注目しよう!

平和島競艇場での予想のコツをまとめると、

  • 4〜6コースの勝率が向かい風で上昇
  • 珍しい決着になりやすく、決まり手が「差し」「まくり差し」になりやすい
  • 周回展示では2マークを重視する

以上の3つです! 順番に解説していきます!

コツ①:4〜6コースの勝率が向かい風で上昇

平和島競艇場では、4〜6コースの勝率が向かい風で上昇しやすいと言われています。最近3ヶ月のコース別入着率をまとめました。(集計期間:2019/06/01~2019/08/31 単位:%)

1着 2着 3着 4着 5着 6着
1コース 46.0 19.8 11.9 9.0 7.9 6.1
2コース 18.4 22.4 19.9 17.7 11.3 10.0
3コース 11.5 19.6 20.4 17.6 17.1 13.5
4コース 13.5 15.3 18.2 18.9 18.4 15.3
5コース 8.9 15.2 17.3 18.7 23.4 16.2
6コース 2.6 8.6 14.0 18.8 21.5 34.2

過去1年の成績では、5コースの1着率は全国1位、4コースと6コースの1着率は江戸川に次いで全国で2番目に高いです。「ダッシュが強い」というデータがあるのが、平和島競艇場になります。

コツ②:珍しい決着になりやすく決まり手が「差し」「まくり差し」になりやすい

平和島競艇場では、ボートレースでは珍しくゴール直前決着や逆転の場面が出ます。

傾向でお伝えした通り、平和競艇場は1マークターン後のバック側での斜行禁止が義務付けられています。そのため、2マークでの大逆転劇も起こりやすいんですね。

ここで、コース別の決まり手をまとめました。(集計期間:2019/06/01~2019/08/31 単位:%)

コース 逃げ まくり 差し まくり差し 抜き 恵まれ
1 93.7 0.0 0.0 0.0 5.8 0.3
2 0.0 20.3 67.9 0.0 9.7 1.9
3 0.0 41.5 16.9 33.8 7.6 0.0
4 0.0 48.6 13.1 30.2 7.8 0.0
5 0.0 16.0 6.0 52.0 18.0 8.0
6 0.0 20.0 13.3 60.0 6.6 0.0

上の表から、2コースの「差し」の割合やその他コースの「まくり差し」が高確率で決まり手になっていることが分かります。

ちなみに、平和島競艇場のモーター交換時期は6月。モーター交換後の7月や8月であれば、まだデータも定まっていませんので要注意です。

コツ③:周回展示では2マークを重視する

周回展示の際は、2マークのターンを重視すると舟券予想がしやすいです。

先述していますが、平和島競艇場では、2マーク付近に前レースの引き波が消えずに残ってしまうことがほとんど。そのため、パワーが無いモーターでは引き波に負けて艇が暴れてしまいます。

そこで、舟券を的中させるためには、周回展示で2マークを重視すると予想を的中しやすくなるでしょう。

特に、2マークで「艇が暴れる」「ターンマークから離れている」など、攻めてなかったり、思い通りのターンができていない選手は、本番で攻めきれない可能性が高いですよ。

 

まとめ:インコースが弱いので4〜6コースを狙おう!

東京都内にある3大ボートレース場の中で、最大の売上高を上げる平和島競艇場。その特徴や予想のコツについて解説しました。

〜平和島競艇場のまとめ〜

  • 風の強弱や向きが安定しない
  • インコースが弱すぎる
  • 斜行が禁止されているので最終ターンで逆転の可能性あり
  • 4〜6コースの勝率が向かい風で上昇
  • 周回展示では2マークを重視する

風の影響を受けやすく、比較的走りづらい水面の平和島競艇場。そのため、インコースの勝率が非常に低くなっています。

しかし、4〜6コースの勝率がアップすることもしばしばあるので、周回展示を利用すると予想しやすいでしょう。

ぜひ、平和島競艇場の特徴をマスターし、レースを予想してみてくださいね!

 

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